愛犬の体調

我が家の犬の体調が、ここしばらく思わしくないのです。

半年ほど前から、よく咳が出るなあと思っていたのですが、3ヶ月ほど前に、激しい喘息が止まらなくなって、あわてて動物病院に駆け込みました。
小さい体の割に健康で、予防接種以外に病院にかかったことはなかったのに…!

レントゲン撮影の結果、心臓が弱ってるということがわかりました。
まだ7歳なのに…という私のため息。
もう7歳ですからね…というドクターの説明。
病名は、「僧帽弁閉鎖不全症」(単に、心臓弁膜症ということが多い)でした。

この病気は、小型犬にとっては宿命ともいえるものだそうです。

ごく簡単に言うと、犬の心臓も人間の心臓も構造や働きは同じで、体の中をめぐっている血液を送るポンプの役割をしています。
血管には、汚れた血を運ぶ静脈と、新鮮な酸素を運ぶ動脈があり、それらが混じると、体内の各臓器がうまく働かなくなります。
そこで、血液が混ざらないように心臓には四つの部屋があり、逆流しないように、「弁」がついています。

この「弁」がゆるくなってしまう症状が、心臓弁膜症です。

小型犬の場合、体の大きさに対して運動量が多いため、心臓を酷使しています。
モノでも、長い時間使うことで自然に風化していくこともあれば、頻繁に使うから早く悪くなってしまうものがあります。
小型犬の心臓病は、5歳〜7歳ぐらいで発症し、機能が衰えていくのが「自然」なのだそうです。
ちっちゃい臓器を酷使してるのね…と、しみじみ感じました。
愛犬の病気、辛そうな症状はとてもつらいのですが、老化の症状だと思って、無駄に悲しまずに、病状を受け入れなければなりません。

一応、病院に駆け込む前に、症状をインターネットでざっと検索してみました。
いとも簡単に、「犬」「病気」「咳」というキーワードだけでも、心臓病の疑いがでてきます。
軽い咳をし始めたときに、風邪だろう…と軽く考えてしまったのですが、幸い(?)これは普通ではないなと思う咳が続いたことと、一応症状調べてみることで、
手遅れにならずに発見できました。

我が家の犬は、応急対処として血圧降下の薬、利尿剤を飲み、「安静にさせてください」と言われました。
犬にとって「安静」って難しいですよね。
特に小型犬は、家の中では離し飼いにしている場合が多いですよね。
また、家の中では小さな動きにでも興味を持って、すぐに興奮して走り回ります。
興奮して走り回った後に、足がふらつきゲホゲホ咳が出るのは、明らかに心臓病による貧血状態です。

さて、犬の安静方法ですが、飼い主が「抱っこ」するのがいちばん、というか抱っこするしか止められない…というか。。
抱っこすることが無理なら、ケージに入れるなどして、走り回りるスペースを狭めることです。
その代わり、自由に走り回れないストレスとも戦わなければなりません。

こういう病気になりやすいということも、ペットを飼い始めるときに知っておかなければならない知識です。
小犬のころは、育て方やしつけ、環境を整えることに重点が置かれがちで、老犬になった時の心構えは、サラッと流されてしまいがちです。

我が家の犬は、これから亡くなるまで、血圧を抑える薬を飲みながら生きていくことになります。
人間のおじいちゃんと一緒です。
激しい運動を控え、ちゃんと薬を飲んでいれば、15歳まで生きていた子もいるそう。
人間と同じく、お医者さんにかかりながら、薬を飲みながらでも、きちんと体調管理してあげれば、体も長持ちするということなのです。
犬にとっては、選択権のないことです。
しかし、我が家につれてきた以上、苦しい思いをせず、少しでも長く一緒に暮らしたい。
人間のエゴともいえるかもしれませんが、飼い主の責任だと思うのです。


◆心臓弁膜症になりやすい犬種

個体差にもよります。
他の犬種でも標準より小さい体格の子には注意が必要です。

 キャバリア
 マルチーズ
 チワワ
 トイプードル
 ミニチュアプードル
 ダックスフント
 ミニチュア・シュナウザー
 シーズー
 ポメラニアン


◆心臓弁膜症

心臓の弁膜が弱くなると、心臓が肥大します。
肥大の直接的な原因はおもに高血圧です。
高血圧の状態が続くと、心臓には普段より高い負荷がかかります。
負荷に耐えられないと、心不全を起こし死んでしまうことがあります。
ですから、高血圧に耐えるために心筋が強くなり厚みを増してきます。筋肉を鍛えてしまうのです。
必要以上に心臓が大きくなると、心臓の周りの臓器が圧迫されます。
特に小型犬のように、内臓が小さい動物の場合、少しでも心臓が腫れると、周りの臓器も大きく影響を受けます。
真っ先に影響を受けるのが、気管支と肺です。
心臓に押され、圧力を受けることで呼吸がしづらくなるのです。
軽い咳をし始めたときに、心臓病の影響を疑うのは、こういった理由です。
だんだんと症状が重くなる(心臓の腫れが大きくなる)と、肺の機能が低下し呼吸がうまくできなくなります。
すると、血流が悪くなり、貧血状態になります。

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