無認可保険

ペットが家族の一員となっている今、忘れてはいけないのは、彼らも怪我をしたり病気をしたりする可能性があるということです。
ペットは動物ですが、「野生」ではないので、飼い主が責任を持って治療してあげたいと健康を保つことはできません。人間と同じく、予防としての医療も必要になってきます。

人間の場合、医療費は生きていく上で欠かせない生活費という考えが浸透しているため、医療に関するいろいろな保険が充実しています。
基本的には、公的な健康保険に入っておかなければなりません。
企業にお勤めの人なら会社が運営する健康保険組合、都道府県が運営している国民健康保険が一般的なところです。
また、それとは別に民間の保険会社の紹介くらいに加入している人も多いのではないでしょうか。
万が一の事態に備え、掛け金や積立金をしておくことで、実際に医療費が必要になったときに補償が受けられるというシステムです。公営の健康保険以外で、保険事業を行うには、生命保険会社や損害保険会社など、保険業法によって業務内容が決められています。保険業法に基づいて、業界を指導しているのは金融庁です。

ペット保険の歴史は、日本では約10年ほどと新規分野ですが、実はその運営会社は、「保険会社」ではないところが多くあります。
飼い主から見ると、ペット=家族なのですが、社会的にみると、ペット=商品と考えることもできます。ペットに付加価値をつけて高価格で取引できる、ペットに関連する様々な事業を行う業界があります。
ペット保険は、ある意味まだすき間産業で、ペットを家族だと思える余剰資金を狙った「商品」という考え方もできるのです。
ペット保険を販売している会社は、保険会社という視点ではなく、ペット産業(ペットサービス)の付随だったこともあるため、「保険」の専門ではない会社が運営してるというのが一般的だったのです。

金融庁は保険業法によって保険会社を指導している官庁なので、保険会社の運営でないということは、保険業法に関係ないと言えます。そういう運営の保険のことを、「無認可」と言います。ほとんどのシステムが、会員を募って掛け金を出し合い、万が一の事態に決まった金額を支払う「共済」なので、これらを「無認可共済」と言います。

無認可といえば、子供を預ける保育園にも無認可保育園がたくさんありますよね。決して「悪い」ということではありません。決められた法律を遵守していないということなので、そこの団体独自のルールに従うということになります。

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